そうかやの草加は草加せんべい(埼玉県)を由来として、創業者髙木守様が草加せんべいを作って九州を駆け巡られたのが60年の歴史の始まりです。
やがて地元長崎の伝統的な食文化の商品を全国に届けようと製作したのが「かんころ餅」。
地元農産物でなにか菓子が作れないかと思案中に「かんころ餅」に偶然目が留まり、多くの生産者の方々の支えによって、産地にこだわり、品質にこだわった本物の「かんころ餅」が生まれ、現在の草加家の主力商品が誕生しました。

10年前にバトンタッチされた二代目代表取締役髙木龍男様はその素朴な昔ながらの味にこだわりつつ大切に復活させ、せんべいの草加家という屋号からしてもそのこだわりが感じる事ができますが、さらに、県産地元の物を使った新しい商品の開発をなさっています。
今回は、代表取締役の髙木龍男様にお話を伺いました。

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髙木様のお話し

無添加の食べられるおしゃぶりとして全国のママたちのブームとなった「おしゃぶりかんころ」は偶然買い求めたものが赤ちゃんの離乳食前の歯固めになって唾液の分泌もよくなって、しゃぶっていると芋の自然な甘みを楽しめるようになると大阪のママの情報発信から火が付きました。しかも、五島列島で採れたさつまいもを茹でて天日干しした食用の干し芋は安心安全だとママたちに支持を受けました。
このことをきっかけに、助産師さんとのコラボで授乳中の食事制限のあるママのためにに「こすもすぱん」を開発作成し、15年前からは、食育にまでこだわった物作りから週1回(土曜)パンの日を設けて、焼き芋やお通じにいい寒天使用のパンを提供しています。

にこやかな表情の中に常に体と心にやさしいものを研究しているという情熱に感激しました。現在も、地元の生産者や加工者のみなさんで『野菜びいき』という会を発足し、さまざまな活動と画期的おやつの研究中のパワフルな「草加家」髙木様です。

パッケージに赤ちゃんの絵が 「おしゃぶりかんころ」
パッケージに赤ちゃんの絵が 「おしゃぶりかんころ」
こすもすパン
こすもすパン

 

昔懐かしい古民家風のさりげない感じのお店に入ると「はっ」とするほどたくさんのお菓子が季節感あるコーナーやテーマごとにディスプレイされていて食べたいものばかりです。

一部をご紹介します。


16-03-16-18-39-16-062_photo ①「ソースせんべい」気になったパッケージでいろんな味のおせんべいの詰め合わせ袋とあわせて買い求めたんですが、“金蝶ソース”絶品でした!


16-03-16-18-31-23-417_photo②「芋と栗の薄皮まんじゅう」お芋と栗は、似たもの同士で生まれも育ちも違うけど、 一緒にいると、なんかいいね。と作者。一口サイズでぱくぱく、、、しみじみと美味しいです。


16-03-16-18-31-32-577_photo③「カンコロモチスティック」長崎伝統の「かんころ餅」を食べやすいスチィック型にしました。


○「ケーラン」うるち米の餅に小豆のこしあん、卵も使わないのにケーラン。早岐名物「ケーラン」を草加家が復活させました


有限会社 草加家
長崎県佐世保市重尾町210
Tel 0956-38-3808 Fax 0959-38-1490
http://soukaya.co.jp/